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2011年07月23日13時14分

ある会社の話ですが、出世ポストが少なくて、いつまでたっても出世できない人がいました。
そこで会社は、ポストを増やし、現場で働く人をどんどん管理職へと出世させました。
すると人件費が上がるし、現場で働く人が減るわけで、現場の仕事は辛く苦しいものとなり、会社の提供するサービスは低下していきました。
管理職が増えても、管理する対象が機能しないわけです。
こんな事をしていては、この会社はいずれ破たんすると思いました。
ふと最近思いました。
少し違いますが、天下りもこれと同じなのではないでしょうか。
出世できない人の為、新たな楽ができるポストを増やす。
増やし続けた為、税金を無駄に使う事になっている。
日本という会社は、無駄な人件費を払っているようなものだ。
いずれこのサイクルは止めなければならないし、止めなければ破綻する。
ずっと増税し続けるわけにもいかないからね。
それが今であるのに、まだ増税でなんとかしようとしているのはおかしい。
まず現状でなんとか収支を黒字にして、その上で借金返済の為の増税なら受け入れられる。
しかし、今のままの増税は受け入れられない。