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2011年03月23日22時33分

暫定規制値は危うい。
理由は色々あるが、とりあえず参考データを…

輸入食品の放射能規制値は、セシウムで３７０ベクレルであり、輸入の際この数字を越えた時、積戻しを指示した。

で、今回政府が発表した暫定規制値は、野菜などの付着物がある物に関しては、ヨウ素で２０００ベクレル、セシウムで５００ベクレルである。
それぞれ個々に分かれており、それだけでも危うい（両方検出されている）のに、数字だけでも、輸入基準を上回っている。
原乳や水など、全て飲む事になるものの限定規制値は、ヨウ素で３００ベクレル、セシウムで２００ベクレルだったかと思う。
ちなみにこの規制値は、１ｋｇあたりのものである。
水だともちろん、１リットル（＝１ｋｇ）と言う事になる。

さて、規制値が危うい理由のひとつは、輸入規制値よりも多い場合がある事。
でもこれに関しては、それほど大きな数字の違いがあるわけでもないので、そんなに深く考える事はないだろう。

次に、ヨウ素とセシウムを別に考えている事である。
葉物野菜の場合、ヨウ素が１９９９ベクレルで、セシウムが４９９ベクレルなら良いのだろうか？
セシウムの放射能値を公開しておらず、この辺りが不安で危うい。

更に、コレを１年飲み続けたらどうとか言って安心を促しているが、放射能物質を取り込む要因は他にも沢山ある。
たとえばこんな人…
牛乳限界ギリギリ、水限界ギリギリ、他も結構高い値の物を、通常の人より多く摂取し、住まいは福島市。
（３０ｋｍ圏外ではかなり放射線量が大きい）
風通しのいい木造の家に住み、仕事は外で一日中働いている。
家に帰っても放射性物質を払い落してから家に入る事もせず、部屋の掃除も気が向いた時だけ。
部屋の隅には沢山ほこりがたまっている。
こんな人、独身男性だったら多いだろう。
こんな人でも、果たして大丈夫な数字なのか疑問だ。

更に、福島の水道に規制がかかった時の対応だけど、確か１６ベクレルが出て、なるべく飲まないように、飲んでも直ちに健康に影響は無いと言っていた。
で、今回２１０ベクレルでも、対応はあまり変わらず、乳児はなるべく飲まないように、飲んでも直ちに健康に影響は無いと言っていた。
これだけ聞くと、今回の方がマシなんじゃないかと思うわけだが、数値は１３倍だ。
どうしてこんな事になったのか？
私の予想では、たとえば東京の水道局の数値が、暫定基準値の３００ベクレルを超えても、きっと同じ事を言うと思う。
「飲むのはなるべく控えてください。飲んでも直ちに健康に影響は無い」って。
ＷＨＯでの基準値は１０ベクレルで、それを基準にしていたようなのに、何故今になって対応を変えたのか？
前のブログにも書いた通り、非常事態の混乱を招かないようにしたわけだが、そういった説明が不足している。
だから信用しづらいし、危うさを感じる。

１日に摂る量も、水と牛乳ではかなり違うだろうに、何故同じ数値なのだろうか。
水ってのはおそらく最も摂取するものであるから、本来は一番厳しくしなければならないはず。
だからＷＨＯの１０ベクレルが採用されていたはずなのに。
これは怖い。

よって、今の状況は既に危ういところに入ってきていると考える。
水は飲まない方がいい。
避難できるなら、西の方に行った方が良い。
私はそう思う。
ただ、何度もブログで言っているが、これは私の個人的な見解だ。
全ては自分で判断し、自己責任で行動していただきたい。

ちなみに私は、仕事がなければ避難します。
でもそうもいかないので、気をつけて水道水を飲みたいと思います。
ヨウ素＆セシウム入りウォーターを堪能しますｗ
はぁ～

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福島第一原発のモニタリング、午後３時で止まっている。
また何かあったんだろうなぁ～
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ヨウ素による内部被曝（甲状腺癌）のリスクの話だと思うけど、４０歳以上はほとんど影響無いという話も出回っている。
真意は未確認。
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