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2011年08月01日16時17分

スマートフォンの普及で、パケット従量制が検討され始めている。
http://news.livedoor.com/article/detail/5751307/
多くのユーザーが回線を独占し、回線がパンクしてしまうからだ。
しかし従量制にするとどういう事が起こるかと言うと、インターネットを利用する時間等が激減し、ネット上でサービスを展開している事業者が困る事になる。
アプリのダウンロード、ゲーム、音楽や映像の配信、あらゆる企業が打撃を受ける。
もちろんネット提供企業も既に困っているし、利用者も利用料金が上がって困る。

もともと楽して人が集まる場所で事業を展開していたのは、ネット企業である。
今まで美味しいところを独り占めしていたのだ。
広告なぞしなくても、利用者が自らお金を払ってインターネットに接続し、わざわざきてくれていたのだ。
従量制を導入するにしても、他の方法を取るにしても、結局利用者の利用料が増える事は確実で、ネット利用者が減るだろう。
そうなると困るのは、今まで美味しい思いをしていたネット企業である。
なのに解決方法が、利用者とネット提供企業（携帯電話会社等）に、負担を強いるってから笑える。
利用者、ネット提供企業、ネット関連企業、本来全てで負担を分かち合うのが筋ではないだろうか。
利用者は、便利なネットをする為に、自分の経済力に見合ったサービスを既に選んでおり、高くなれば離れ、安くなれば更に利用する状況だ。
だから利用料金を安くする事はあっても、上げる事は望ましくない。
携帯電話会社等は、設備投資などを行っているが、そろそろ追いつかない状況だと言う。
実際は大きな利益を上げているので、まだまだなんとかできるとは思っているが。
ではどうするか。
ネット上で利益をあげて美味しい思いをしている企業にも、負担してもらう方法だ。
何の負担もせず、今まで美味しい思いをしてきたのだ。
そろそろ此処に負担してもらうのが当然の流れだと私は思うわけだが、どだろうか。
たとえばネット上にホームページを出し、利益を得ている場合、その利益に対して税金を掛けたり、又は利益とダウンロード容量に応じて税金を掛ける。
それをネット接続サービスを行っている企業に還元したらどうだろうか。
これをすると、ネット企業は全て海外に逃げる事になるかもしれない。
でも、なんとかしないと困るのも、ネット企業である。
料金従量制なんかしたら、一気にスマートフォンの利用は減るだろうし、だったら携帯で良いって話になるだろう。
ゲームなんてゲーム機ですれば良いし、他の便利サービスも、容量の大きい物は使われなくなるだろう。
従量制なら、私ならスマートフォン自体使わないが。
あくまでスマートフォンってのは便利グッズ。
料金に見合わなければ、持つ必要性の無い物だ。
冷静に考えれば、従量制なんてあり得ない事くらい分かると思うんだけどねぇ。
ネットは元々従量制が基本だった。
それを固定料金にした事で、一気に普及したのだよね。
やめれば、元に戻るとは言わないが、減るのは確実。
スマートフォンを作ってる会社も、そのアプリで儲けている人達も、みんな打撃を受けるんだし。
後は、凄い高い利用料金を請求されたりして、困る人も増えるんだろうなぁ～
そうなると、自殺者もまた増えたり、日本経済は衰退する方向へ・・・
経済は、一般国民、一般利用者の負担が増えれば、悪い方向へ進む。
増税したら景気が悪くなるのと同じ。
この話は、携帯会社だけの問題ではない。
だから従量制導入はあり得ない。
あったら、またひとつ、国民の生活が貧しくなる、そういう事でしょう。