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2009年11月18日20時58分

来年１月ウィルコムが、正にハイブリッド携帯と言えるサービスを開始するようだ。
通話は今までのＰＨＳを、通信はドコモのデータ通信、Ｗ－ＣＤＭＡ（３．５Ｇ）を利用するらしい。
待っても待っても高速通信サービスが一般的に始まらず、待ったあげくがこれとは・・・
おそらく新サービスにかける投資資金が足りないのだろうとは思うが、待たせて待たせてこれでは、利用者が減るのは当然の結果だ。
しかしこのサービス、利用料金によっては、魅力的なものになるかもしれない。
ハイブリッドにする以上、病院で利用するといった事には使えず、携帯と比べると利点はほとんどないに等しい。
だから比べるのは、そのまま純粋に考える。
電話に関しては、やはり携帯には負ける。
移動中などでは、ＰＨＳでは通話は困難で、それだけを比べたら、やはり携帯よりも安い価格でなければならない。
パケット通信に関しては、イーモバイルよりも、ドコモの方がカバーエリアも多く、安定しているから良いと言える。
問題は、ＰＣに接続した時の通信料もプロバイダ料も、含まれるかどうかだが、まずは含めない場合の価格を考えてみる。
ドコモは、１２８ｋの通信使い放題で、基本料含めて７０００円程度で使い放題できる。
それを考えたら、通話はＰＨＳ、パケットはドコモ、ＰＣ接続はＰＨＳでやれば、似たようなサービスが提供できる。
が、通話とＰＣ接続はやはり弱いので、この方法でサービスを開始するなら、プロバイダ料金含めて、５０００円程度でバランスがとれるか。
しかしそれだとイーモバイルの方が魅力があり、４５００円程度なら、選ぶ人もでてくるか。
ＰＣ接続が全くできない場合、又は別料金の場合は、基本料含め３５００円程度で、通話以外は使い放題で、ウィルコムを選ぶ人も出てくるだろう。
では次に、ＰＣ接続もドコモの３．５Ｇで使い放題ならどうだろうか。
通話ではイーモバイルにも負けるが、エリアって意味ではまだ少し利がありそう。
そこにパケットとＰＣ接続が、携帯網が使えるとなれば、通信を主体に使う人にとっては、イーモバイル携帯よりも魅力があると言える。
イーモバイルが今、５３００円程度で、通話以外使い放題である事から、これよりも高い価格でも、十分選ばれる可能性はある。
とは言え、徐々にイーモバイルのサービスエリアも拡大し、場所によっては大差は無い事から、通話料以外の料金が６０００円くらいまでなら選ばれるか。
でもそれだと、ドコモの通信よりも安くなるわけなのだけど、現状ドコモ通信を積極的に利用しようとしている人は少ないからね。
ちなみに私なら、機種と機能に魅力があれば、プロバイダ料金含めて６５００円くらいまでならオッケーです。
ただ、今回発表されているのだと、６０００円までですね。
皆がウィルコムから離れている現状、未だに使っている私がこうなのだから、私の予想はあまいかもね。
全部使い放題で５０００円でも、宣伝戦略とか色々良くなければ、巻き返すのは無理かも。
ソフトバンクみたいに、テレビＣＭガンガン流して、５０００円使い放題、これがウィルコム復活（生き残り）の最低条件と、私は予想する。
もちろん、もっと安いのを期待してるんだけどね。（笑）