NEWSYUKA

2020年1月23日【木】20時50分59秒

今回は、国家の役割について話します。

我が日本国は、民主主義国家です。
民主主義国家というのは、国家運営に国民全員が参加する国家という事です。
日本に産まれれば、必ず『政府を運営する側』か『政治家を選ぶ側』のどちらかになります。
※政治家を選ぶのは選挙権のある国民全員です。
その時に必ず必要になるのが、『国家の役割を知っておく事』なのです。

選挙に行くのは、国民の義務です。
義務ではなく権利だという人もいますが、これは義務です。
何故なら、民主主義国家では皆が国の方向を考えないと、国家が衰退、或いは崩壊してしまうからです。
だから、国家の役割を知っておく事も義務と言えるでしょう。

国家の役割は一言でいうと、『国家国民の安全と自由を守る事』です。

何故そう言えるかというと、どれだけ素晴らしい政治をしていても、他国に侵略されれば意味はありませんよね。
死んでしまっては終わりですよね。
だから、領土、生命、財産、生活、権利、自由を守らなければならいのです。

その為に国家も生まれました。

ではその為には何が必要でしょうか。
まずあたり前の所で言えば、日本においては『国体を守る』という事です。
ここでは簡単に説明しますが、４点ポイントがあります。

１つは、皇室です。
皇室に何かあれば、日本は崩壊します。
詳しくは説明しませんが、萬世一系の天皇を守る事が大切です。

２つ目は国防です。
自衛隊であり、軍隊ですね。
外敵から国家の領土を守る為に必要です。

３つ目は外交です。
戦争は最後の手段ですが、そうならないように上手く世界の中で立ち回る必要があります。

４つ目は１から３までをしっかりやる為に必要な、経済です。
経済がしっかりしないと、国体を守る事はできません。

これら４つは、国家の役割として最低限であり、あたり前の事なのです。
これらができた上で、今日の話である『国家の役割』を説明します。
ちなみに、これすら現在の政府はできていません。
ハッキリ言って不合格な政治家たち、官僚たちと言えると思います。

では、これらが最低限できた上で、国家の役割を説明します。

上記した通り、最優先は国民が安全に暮らせる環境を守る事です。
それができた上でやるべきは、自由を最大限尊重した『公平』な社会を作る事です。
自由と平等と人権ってのは、憲法でも言われていますね。
人権っていうのが最優先にされている、『命を脅かされず生きる権利』です。
自由と平等というのは相反する所がありますので、自由を最大限尊重した公平になるわけです。
『平等』ではなく『公平』というのが正確です。

何故なら、もしも『平等』が求められる所だとしたら、神様はきっと男女を分ける事はしなかったでしょうし、顔も体もみんな同じにしたはずなのです。
産まれながらに完全な平等ではないのですから、平等は最初から無理なのです。
公平を求めようという事なのです。

では、最大限自由を尊重した公平とはどういう事でしょうか。
安全の確保ももちろんですが、公平な社会にはルール作りが必要です。
ですがルールは作れば作るほど自由は奪われていきますから、ルールをできるだけ少なくしようという事ですね。

少ない法律で安全と公平を担保できるように試行錯誤する事が、政治家の役割であるのです。

国家の役割は、国民が安全で自由な暮らしができる環境、社会を作り守る事です。
そしてその為に政治家や政府関係者は、できるだけ少ない法律で運営できる形を作っていくのです。
それは憲法でも守るよう書かれています。
人権とは国民の生命を守る事です。
平等とは公平な社会を作る事です。
自由とは、なるべく無駄な法律を作らないという事です。

日本国で暮らしていくのなら、これだけは理解しておいてほしいですね。

ちなみにできるだけ少ない法律でやっていく方法として大切にするべきは、風習や文化、伝統や習慣を守る事です。
これらは日本人にとってあたり前の事です。
あたり前は、何も決めなくてもみんな守るわけです。
風習や文化、伝統や習慣を尊重して法整備していけば上手くいくことでしょう。