NEWSYUKA

2013年11月25日【月】22時34分05秒

チャンスというものは、その訪れる時を指定している場合があります。
また、自分で作ったり、探して掴みに行くこともあります。
しかし本当のチャンスというのは、色々と考えて過ごす中で突然やってくるものです。

たとえば３年後に大きなチャンスがあり、そこを目指して精進するのは普通ですよね。
でも本当のチャンスは、たとえば１年後だったり、或いは明日来るかもしれません。
長く人生を生きていて成功している人の話を聞くと、大きな分岐点というのは、大概が自らの計算によるものではありません。
『あの時偶々この人と出会って』
『旅行に行った先でなんとなくやらされて』
多くが予期せぬ何かから変わったと言います。
ちなみに私も、『突然の電話』によって人生が変わりました。
そしてそこからも偶々が重なって、今の仕事をしてます。
正直、私は成功している部類には入っていませんが、少なくともやりたかった仕事をしています。
それが叶ったのは、あくまで『偶然』により『チャンスを掴んだ』からですが、もしもそのチャンスが何時来るのか分かっていたら、私はもっと色々と準備ができたでしょうし、本当の意味で成功していたかもしれません。
私は様子を見ながら、数年後を目途に本気を出すつもりでいました。
でもそんな時間は、結果論から言ってしまえば無かったわけです。
チャンスは、常に明日来るかもしれないと思っていなければなりません。
それはつまり、頑張るのは今でなければならないということです。
そういえば声優養成所に通っていた頃、毎回言わされていた言葉があります。
『今、今という時、今と思えば、今と思え！』だったでしょうか。
ちょっと忘れていますが、とにかく『今』が大切だと言っていました。
しかし私は、その言葉の意味をその時に理解することができませんでした。
人生を長く生きてきて、ようやく今それが理解できたように思います。
だから、分からなかった私だからこそ、それを皆様に今、伝えたいですね。
将来の夢は何か、やりたいことが何かは分かりませんが、何かを成そうと思ったら、今を大切にしてください。