NEWSYUKA

2013年11月26日【火】23時31分56秒

人の信頼は、壊れる時は一瞬ですが、築くのは地道な行いが必要です。
これは信頼の話ですが、実は他のことにもこの考えは当てはまります。
何かを良くしようと思った時、それを成す為には地道な努力や時間が必要です。
逆に諦めるのは簡単ですよね。
たとえば『景気を良くする』為に、政治家は頑張ります。
もちろんその結果は、そう簡単にはでません。
もしも少しでも悪くなれば、たちまち批判されることになります。
だからと言って、そこで諦めたら、その目標は達成されずに終わります。
本当はこれから良くなっていくはずだったとしても‥‥
夢に向かって努力を始めます。
頑張って頑張って、気がついたら無理のしすぎで倒れていました。
その時、周りの人は言うかもしれません。
「そんなに頑張っても夢を達成できなかったんだから、無理だったんだよ」と‥‥
そこで諦めたら、もしかしたら後一歩だったとしても、夢は絶対に叶いません。
本来何かを成そうと思ったら、そんなに簡単ではないはずです。
そしてその中で波があるでしょうし、効果がなかなか出ない場合もあるでしょう。
大きな目標を達成するには、こけたり戻ったりしながら、小さな前進を積み上げていくしかありません。
それなのに何故か、小さな前進を見ないで、こけたり戻ったりする部分だけを指摘する人がいます。
１００メートル進むのに、こけたり戻ったりしながら、１メートル進むのは駄目なのでしょうか。
１の改善をする為に頑張った人に、１００の改善ができないから駄目だというのは、本当に改善を希望しているのでしょうか。
人は常に最良の結果を求めがちですが、その結果に行くまでには、小さな前進が数多く必要なのです。
それなのにいきなり最良を求める人は、実はそれに対して、本当の意味で望んではいないのだと判断した方がいいでしょう。
前に進んでいるのに、もっと前を求めて『進んでいることを評価しない』人は信じないでください。
そういう人は、更に一歩進むことを阻もうとしている人なのかもしれないとさえ思います。
何事も簡単ではありません。
まして今までやってこれなかったことを成そうとするなら尚更です。
批判するのなら、確実に後退している時だけにするべきですし、前に進んでいるのにされる批判は、たとえそれが正論であったとしても、疑問を持つことが必要です。
そして一歩一歩地道に進むことが大切ですね。