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2010年11月28日23時57分

トイレの神様って曲、先日良いって書いたけど、やはり違った意見を持つ人も多いみたいだ。
何処が泣けるかわからない、とか、私と同じように、来るのを待っていてくれたってのに疑問を持っている人がいた。
でも私は泣けたし、良い曲だと思う。
完璧ではないけど、泣けたのだからね。
ただし、私は年々涙腺が緩んできているので、私の評価はあまいのかもしれない。（笑）
そんな私ですが、一応どのあたりに感動したかを書いてみます。
まず、人が死ぬって歌詞です。
大切な人が死んで、身内が死んで悲しくならない人は、普通はいません。
ただし、全く接点が無かったり、良くしてもらった記憶どころか、その逆の記憶ばかりの人には、そこで感動する事はできないでしょう。
次に、五目並べとかして、仲良くしていたのに、我がまま言ったりして離れて、結局お礼も言えなかった事。
これは、自分のダメなところを、おばあちゃんが死んだ後に反省したって言うか、しみじみ感じたって事かな。
私も、じいちゃんと将棋をして遊んでいたし、仲良くしていたのかもしれない。
そして、我がままを言った記憶もある。
良くしてもらったと思っている。
これは両親に対してもそう思っている。
しかし、私はちゃんとお礼も言えていないし、親孝行もできていない。
私の性格上、気持ちは伝わっているとしても、ハッキリ言う事は、死ぬまで無理かなって思っている。
でも後悔したくないので、どこかで言いたいとは思っているけど。
そしてこの歌の主人公は、きっと何も言えず、良くしてもらっただけで終わった事を後悔している事がわかる。
今もトイレ掃除をしている事からそうとれる。
ようは、良くしてもらって、感謝もしていて、それでも最後に駆けつける事しかできなかった。
その気持ちを伝えられる手段は、トイレを掃除する事だけ。
自分の不器用さを悲しく歌った曲って感じかな。
不器用って言うよりは、少し冷たい人なのかもしれないとは思う。
私もそう言われても否定できないし。
だから、この曲に共感して泣ける人ってのは、自分が駄目な事を知っていて、それを後悔するような、そんな人なのかなって思う。
自分に少し似ているから、共感できたとしたら、最後にトイレを掃除し続けているってのが、疑問に思ったのも理解できる。
私だったら、こんな理由があったとしても、毎日ピカピカになるまでトイレ掃除をしろと言われても無理だし。
おそらく時々掃除して、一応綺麗な状態を維持するのがせいぜいだ。
だから、もしこの曲で感動できないって人がいるなら、その人はきっと、とっても優しくて良い人なんじゃないかと思う。
もしくは、誰にも愛されてこなかった人か。
愛される事にあまえて生きてきたような人が、感動する曲って気がする。