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2010年12月06日22時34分

日本人は何故自殺するのか？そんな記事を見つけた。
http://news.livedoor.com/article/detail/5187897/
ここに書いてある事を簡単に言うと、市場原理主義を批判している人が多いが、アメリカやイギリスの自殺率は少ないぞって事だ。
仕事の満足度とか、その他でもアメリカの労働者は満足しているぞって言いたいらしい。
全く笑える。
まずよく考えて欲しい。
日本ってのは、なーんにも無い国である。
資源も無いし、土地も無いし、強い外交力（軍事力）も無い。
そんな国が経済大国でいられるのは何故か？
それは、国民がバカみたいに働いてきたからだ。
だから仕事が辛かったり、嫌いであってもそれは普通なのだ。
今まではそれでも、頑張って仕事さえしていれば、その他の時間は飲みに行ったり、家族とゆっくりして楽しめていたのだ。
しかし、女性が社会に出て働くようになり、家庭が憩いの場所でなくなり、家に帰っても仕事が待っている。
会社からはリストラをちらつかされるし、それ以前に正社員にすらなれない人も多い。
歳とってから職を失えば、再び職につく事は難しく、不安ばかりだ。
国も違えば国民性も違うのに、こんなデータで市場原理主義が正しいような事を言えるわけがない。
それでも、好きな仕事ができるならまだ救われるのだろう。
好きな仕事？
こんななーんにもない日本でやって行くのに、やりたい仕事がどれだけあるのだろうか？
それで生活できる人がどれだけいるのだろうか？
働かなくても生きていける人が、それでも仕事をしたいって人がどれだけいるだろうか？
死ぬ気で働いてきた親を持つ世代の意識を変える事も必要だ。
私は、男性が安定した仕事を持ち、女性が専業主婦になり、役割分担をして（逆でも良い）やっていける、コレが一番良いと思う。
もしアメリカが、少し前の日本のような、終身雇用だとか安定したシステムがあれば、もっと安定した、もっと満足したものになったかもしれないと思うが？
もちろん、アメリカ人と日本人は考え方の違いも多いので、そのシステムを受け入れるまでには時間もかかるし、簡単ではないと思うが。
市場原理主義を１００％批判するつもりはないが、やはり安心が一番欲しいのだ。
そこそこに仕事をして安定しているなら、それが一番望ましいのだ。
仕事を楽しいと思える人なんて、日本ではわずかなのだし、安心を取ったら、日本にはもう何も残らないのだよ。
仕事が好きだって言ってる人は幸せだよね。
それで生活成り立っているなら最高だ。
そういう意味では、私は少しは幸せな方かな。
仕事は好きだし。
ただし、生活できないから不安だらけだけど。（笑）
今１００億円手に入れても、私は仕事を続けるだろう。
それくらい好きだ。
この仕事をして、これで尚且つ安心があれば、それが最高なのではないのだろうか？
別に給料横並びだろうと、年功序列だろうと構わない。
安定した仕事をして、安心して人生過ごせる、その為に市場原理主義は、そのまま正しいなんて絶対言えない。
今までの日本のやり方で仕事も楽しめるくらい、政治がしっかりやってくれれば、それが最高なのだよね。