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2008年12月08日23時07分

ガソリン価格が下がることは、普通庶民にとってはうれしい事だ。
しかし経済ニュースなんかを見ていると、下がるのはダメだという。
上がっている時は、上がるとダメ、下がりだすと下がるとダメ、だったら一体どっちやねん！！って話になる。
答えは簡単だ。
急な変動がダメなのであって、価値が安定すればそれが一番良いのだ。
正直上がるにしても下がるにしても、メリットを得る企業や人、デメリットのある企業や人がいるわけだから、全体的にはプラスマイナスゼロとも言える。
でも今まで良かったものがダメになったりするわけで、そこで対応を求められるから、無駄なお金がかかる。
その分マイナスになる。
では変化させなければ良いと思わないだろうか。
もちろん需要と供給のバランスってもんがあるから、ずっと同じ値段ってわけにはいかない。
でも、今の変動は異常である。
ついこの前まで１バレル１４０ドルを超えていた石油価格は、今は５０ドル前後。
半年前７万円だったブルーレイが、今３万円以下で買えるようなもんだ。
では何故こんな変動が簡単に起こってしまうのだろうか？
それは、投機マネーの存在だ。
投資をして金儲けをしようって人が、みんなが必要であるものを買い占めて、値段を吊り上げるわけだ。
そしてバブルが膨れ上がった。
実態価値の無いバブルは、いずれはじける。
何故なら、本来無い需要が発生しての価値だから。
金は無限ではない。
いつかは底が尽きて、売らなければならないのだから。
結局、バブルで儲けた人だけが得をして、バブル自体で損した人と、それに巻き込まれた世界の人々が損をする。
こんな状態、良いのだろうか。
株式投資なら、企業も助かるし、アリだろうけど、石油や食物に値段をつけるのはどうなんだろう。
生産者が独占して値段をつけられたら、石油なんていくらだって売れそうだから、それも困るけど、そのあたりなんとかできないものかねぇ。
まあそんな事を、今日も思いました。
ところでビック３に融資する事が決まりましたね。
私も気持ちでは反対でしたが、それ以外に手は無いから、まあ良かったのでしょう。
株価がそれを証明しています。
でもそうなると、会社はでかくすれば、後はつぶれないから、どんな経営でもオッケーな考えが蔓延しますね。
実際現状はそうなんだろうけど。
ちゃんとそのあたり考えないと、同じ事は繰り返されます。
ああ後、儲けられる時にとにかく儲けて、ダメになったら倒産ってのも、なんとかしないと・・・
なんかガソリンの話から書き始めたけど、書いてるとなんだか・・・
「絶望したーーー！！！」って言いたくなりますよ。（笑）
では今日はこのへんで、おやすみなさいｗ