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2010年08月04日14時28分

世間では、デフレが駄目な事のように言われているが、本当にそうだろうか？
物が安くなる、売り上げが減る、給料が下がる、物が安くないと売れないから、更に価格を下げる・・・
価格を下げる分、仕事は辛くなり、人々の生活は苦しくなる。
確かにこう言われると、その通りなのだけど、人々が豊かになるには、デフレこそが正しい道なのではないだろうか？
私は物価安定が一番良いと思っているのだけど、それは保守的な考えだから、豊かさを求めるって事で話を続ける。
逆にインフレだと、価格が上がる、売上が上がる、給料上がる、売れるから値段を上げる・・・は、どうだろう。
まず、物価上昇程給料は上がらない事も多いし、今度は仕事が忙しくなり、手に入る物は変わらないし、逆に減りそうだ。
となると、仕事がどちらも忙しくなる、或いは辛くなるって事を考えると、それに対するメリットが無い方が駄目だって事になる。
ほら、デフレの方が良いのではないだろうか？
そもそも、人々はデフレを目指して頑張っていると言える。
テレビ、パソコン、ＤＶＤ、どれをとっても、価格が下がり、買えるようになったからこそ、人々の生活は豊かになり、余ったお金を他に回す事ができるのだ。
畑を自力で耕していた頃と、機械によって楽に多く耕せる現在では、野菜の価格も相対的に安いし、多く作る事ができる。
豊かにするってのは、生産性を上げ、価格を下げる事に他ならない。
それを皆頑張ってきていて、今まさにデフレなのだから、これは望んだ事だったはずだ。
しかし、今それは否定されているように感じる。
何故だろうか？
考えるに、生産性を上げすぎたおかげで、必要な物が増える以上に、不必要な物も増えたって事かもしれない。
今まで１０人必要だった物が、１人で作れるようになった。
余った９人は、他の物を作るわけだが、そのうち５人はその新しい物を作る事で需要に応えていけるわけだが、４人は必要とされなくなってしまったのだ。
よって、絶対に必要な物は売れるにしても、増えてきた必要な物は、絶対に必要なわけでもなく、その部分も売れなくなる。
そうなると、５人の他で頑張っていた人も、５人必要でなくなり、１人、また１人と必要とされなくなってゆくのだ。
だんだん何が言いたかったのかわからなくなってきたが、豊かな生活を求める事は、イコールデフレを求める事に他ならない。
しかしその中で、生産性が上がる事で、必要とされなくなった人が増え、それをカバーするのが追いついていない状況が、今なのではないだろうか。
デフレが駄目だと思うなら、今こそ豊かさは求めず、求めるなら心の豊かさを求める時かもしれないと思う。
立ち止まる時ではないかと考えるのであった。

※※ここまで過去記事※※

生産性を上げる事で起こるデフレか。
私、こんな事言ってたんだなｗ｛笑｝
人々がお金を使う前提、そして生産性が上がった事で他で職がつかめる前提ならそうか。
必要な物が安く手に入るのは良いけど、仕事がなくなる人もいる。
景気は悪くなる。
バブルの後のデフレは、皆が稼いだ後だったからごまかしてこれたけど、基本デフレは良くない。
安定が一番だけど、景気の事を考えると緩やかなインフレが起こるくらいが丁度良い。