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2009年11月07日00時14分

私は、ＣＯ２排出量取引は、かなり危ないと考え断然反対だ。
当初反対していた企業も、今では賛成に回ってる企業が多いとか。
いつのまにそんな事に・・・
この取引には疑問が多々ある。
まず、どうやって排出量を調べているのかである。
たとえば１企業の工場を風船で包んで、二酸化炭素濃度の上昇でも調べるのだろうか。
そんなわけないと分かっているし、おそらく使用燃料から算出するのだろう事も予想はできている。
電気やガスは、まあ使用料で分かるわけだけど、それだけでは無いしいくらでも不正できそうだ。
そして国は、減る事に対してはありがたいわけだから、人の気持ちとして不正を見逃す事すら考えられる。
そんな事をしたら、なんの為にこんな取引をしているのか意味が無くなるが。
ただばれると国としての信用が無くなるし、リスクがあるから、仮に自国ではしなかったとしても、他国のを見て見ぬふりする事もあり得る。
安く買えるなら、不正でねつ造した削減量だと分かっていても、買う可能性は十分ある。
不正コピーしたＤＶＤを買う人がいるように。
そしてそれが簡単でばれにくいなら尚更だ。
たとえば某後進国で、これだけ削減しているとねつ造してできた排出量を、どうやって不正だと見抜くのか？
完全に情報を管理されていたらわからない。
各国の監視員が、全ての国に配置でもしているのだろうか。
そして日本の企業なら、わざわざ不正を指摘するより、格安で購入して削減目標を達成できるのなら、メリットも大きいし、たてまえ上そちらの方が好都合では無いか？
ねつ造を勧める事だって考えられる。
設備投資なら１００億円、ちゃんとした排出量を買えば８０億円、でも不正の排出量を買えば１０億円ならそれを買ってしまう気がする。
そんな事までして、実際にＣＯ２が全く削減されていないなら、１０億円分きちっと削減した方が本当は良いのだ。
だからこの制度、ＣＯ２排出量取引は、もしかしたら穴だらけで最悪であり、企業がひそかに賛成にまわっている理由なのではと勘ぐってしまう。
運が良いのか悪いのか、太陽の活動が偶々弱まっている時期に入るかもしれないから、排出量が減らなくても温暖化しない可能性はある。
でもこの制度のおかげで、実際の排出量削減は苦難の道となるだろう。

ps:一応良い部分も言っておくと、削減しやすくなるので意識は高まるのだろうね。

※※ここまで過去記事※※

この頃から太陽の活動が弱まっているという話があるのか。
近年は地球の温度、上がっていないという話もある。
大阪の最高気温だって、１９９４年だか１９９７年だか忘れたけれど、そこを最後に更新していない。
いい加減ゼロカーボンとかアホな事いうの止めて欲しいな。