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2011年01月21日22時18分

国民健康保険料、１．８倍に…低所得者ほど負担が増える方式に変更
http://hamusoku.com/archives/4011423.html
だってさ。
増税もあれば、保険料も増える。
年金も増えているわけで、国民はどれだけの税相当金を強制的に払わなければならないのだろうか。
それも低所得者ほど負担が大きいって、もう日本は駄目かもしれない。
金持ちだけの国なんて、そもそも成り立たない。
低所得者でも、それなりに生きていける社会でないと破綻するのは当然だ。
日本は内需で成長してきているわけだから、金を回す事の大切さってのはわかる。
だけど、これ以上出す金の無い人の、たとえば食費を削らせて保険料を払わせて、それで内需が拡大するわけもない。
むしろ金の回りは悪くなる可能性の方が高い。
多くの人が、通常使っていた金を使えなくなるからだ。
貯蓄もままならないような人の金を取る事は、日本にとって、財政健全化という意味でも、経済活性化って意味でも、全く意味がない。
むしろマイナスだから、ＧＤＰが落ちる事になるわけだ。
この不景気に、わざわざそんな事をするのは自殺行為だ。
税として一番良いのは、貯蓄している人から取るのが一番だ。
ハッキリ言えば、金持ちからとるのが正しい。
ここでよく言われるのが、金持ちの税金を増やすと、金持ちになろうと思わなくなり、人のやる気とか、そういった面でマイナスになるって事だ。
しかし果たしてそうだろうか。
たとえば時給換算したとして、金持ちは時給自体がバカ高いのである。
サラリーマンの下っ端が、時給２０００円で働いていたとして、社長は時給２００００円で働いているわけだ。
仮に社長の税金相当金の割合が下っ端の３倍あったとしても、下っ端が働くよりもはるかに多いお金も貰っているわけで、相当バカな低所得者有利の税制にしない限り関係ない。
現在、所得税だけなら、最低が１割、最高が４．５割だったかな？
５割だったとしても５倍だ。
最低レベルの所得の人が年収２００万くらいだと仮定し、最高はその１００倍以上の所得があるわけで。
単純に言えば、２０万円の所得税を払う低所得者は、１８０万円の手取りであり、高所得者が働いても無駄だと言うレベルは、１億９８２０万円の税金で手取りが１８０万円だったって場合になる。
もちろんそんなバカげた割合は、９割９分１厘の税金ってわけで、常識的にあり得ない。
人間どの程度の割合で、気力を失うかわからないけど、少なくとも時給レベルで倍以上あれば、それなりに働く気持ちはあると考えられる。
そう考えると、今の高額所得者の税金は安すぎるわけで、もっとそこからうまくとる方法を考えた方が良い。
そういう人が貯蓄しているから、金が回らないでいるのだ。
別に金持ちにそのまま税負担させろとか言っているわけではない。
使ってもらうような政策をするなり、格差を無くすような政策ができないかと言うわけだ。
ちなみに私は、カジノ構想なんかは大賛成である。
カジノを作っても、低所得者は行く事はできないわけで、金持ちの娯楽って事になる。
金持ちは楽しんでお金を使い、金が回り、そして税が潤うわけで、良い政策である。
たとえば貯蓄税を作っても良い。
ある一定金額以上の貯蓄に対して税をかけ、常に使ってもらう方法に促すのだ。
もちろんこれに関しては素人考えなので、ちゃんと検討してやってほしいが、方向性はこちら側にするべきだ。
とはいえ政治家はみんな金持ちで、献金するのは金持ちで、官僚も金持ちで、どうしても金持ち有利の政治になるんだろうけどね。
だからいずれ国家は崩壊するわけだけど。
なんにしても、民主党はもう駄目だな。
やらなくても良い政策だけやってばらまいて、やってはいけない事をやろうとして、やらないといけない事はできなくて。
今のところ、民主党になって私が喜べる政策は、何一つ無い。