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尖閣諸島問題と北方領土問題

2010年11月07日18時08分

今回の尖閣諸島問題にしても、北方領土の問題にしても、そろそろ本気でどうにかしなければならない最後の時かもしれないと思っています。
今まで、尖閣諸島問題は棚上げにして、仲良くしていきましょうとやってきたのかもしれません。
しかし、これには大きな落とし穴がありました。
日本は、問題があった時に、或る程度の歩み寄りができますが、中国はできないって事です。
たとえば今回、なんとか事態を収拾しようと、きっと裏では交渉が行われているでしょう。
だけどそれを収拾させるには、日本が折れるしかないのです。
裏では、中国も折れる部分を提示しているのでしょうが、反日反政府の気持ちが爆発しそうな人民を抱える中国政府は、表向きは折れる事ができません。
だから、結果的に表向き、必ず日本が譲った形で終わってしまうのです。
そういう状況を繰り返してしまうと、事実としての積み重ねをさせてしまうのです。
気がついたら、いつも日本が譲っているし、中国の領土なんじゃないかと思われてしまうのです。
そこで日本が、中国の事情からそうしていたと言っても、未来の中国が、そんな約束はしていないと言えば、全てがチャラです。
北方領土も同じです。
大統領が訪問しました。
遺憾です、と言ったところで、事実としてひとつ積み重ねられたのです。
こんな事がある度に、遺憾ですとか言って大使を戻したところで、結局何事も無く元に戻る。
これは、少しずつ確実に侵略されているのと同じです。
こちらもなにかしらの、尖閣諸島が日本領であるという事実、訴えだけではなく、相手が少しでも折れている部分を引きださないとダメなのです。
私はいずれは、世界はひとつにならなければとは思っています。
地球国の日本州、そんな感じになるべきだと思っています。
でもそれはあくまで理想。
今の状況から考えるなら、まだまだ状況は整っていません。
それにそうなったとしても、領土はそれなりに大切になってくるでしょう。
今回の尖閣問題と北方領土問題は、こちらだけが折れてはいけません。
第三国が見て、どちらも歩み寄ったなと思わせる形で結論を出して欲しい。
何処かのニュースで、ロシアが日本に感謝状を出したとか、コレを歩み寄りととらえて解決した方が良いとか書いてましたが、第三国が見たらどう思うか。
全然ダメです。
ロシア側は何も折れていません。
むしろ日本は大使を返して、既に折れています。
この行為自体は悪くはないですが、抗議は続けるべきです。

さて、中国への抗議デモ、テレビで放送したのはNHKだけだったとか。
テレビメディアは、もうネットメディアには勝てないですね。
テレビは、スポンサーの広告と情報操作の場所になるかもしれません。
まあ私がこう書いている間は、まだまだテレビに期待しているのですが。(笑)
是非、事実を隠さず放送して欲しい。
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ドクダミ

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